BOSS LEGEND
海外ミュージシャンが愛用するBOSS製品
CS-3で粒立ちの良いギター・トーンをクリエイト
弱冠17歳でサンタナに見出されてプロ・デビューを果たし、天才少年ギタリストとして話題をさらったニール・ショーン。その後ジャーニーを結成し、数々のヒット曲を生み出して長年アメリカン・ギター・ヒーローとして君臨し続けている。下の写真は2001年のジャーニー来日公演時のペダルボードの一部だが、セットされたBOSS製品はコンプレッション・サスティナーCS-3とディストーションDS-1。注目すべきはニールが長年愛用しているCS-3で、DS-1で歪ませたあとに粒立ちが良く伸びやかなトーンに整えている。メロディアスなプレイも得意だが、しばしば見せる速弾きも圧倒的なニールだけに、1つ1つの音がハッキリと聴き取れるような音作りを工夫していたのである。
Photo by Hiroyuki Yoshihama / YOUNG GUITAR
CS-3は入力された信号のアタックを歪ませることなく圧縮し、伸びやかなサスティーンを実現するコンプレッサー。ATTACKのコントロールにより、音数の多いパッセージにおいても1音1音のアタックがクリアで歯切れの良いサウンドを生み出すことができる。